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K2 炭化システムのSDGsとは!
焼却場からのダイオキシンの発生が社会問題化し、日本の焼却処理のあり方が問われるようになっている。こうした中、焼却処理の限界を打破する切り札として全国の産業廃棄物処理業者や自治体から熱い注目を集めているのが、K2炭化システムです。これほどSDGsに最適な装置はありません。
「燃やせない」状況を炭化が解決する!!
●焼却の限界が見えてきた。
日本は、廃棄物処理について「焼却至上主義」とでも言うべき体質がある。環境先進国と言われるドイツと比べると廃棄物の年間焼却料は3倍以上の3800万トン、焼却炉数に至ってはなんと30倍以上の1854施設となっている。(OECD環境データ92)。
しかし周知の通り、「人類が作り出した最悪の猛毒」とも言われるダイオキシンの焼却炉からの発生が社会問題化しており、特に生ゴミや汚泥、家畜糞尿など含水率の高いものはダイオキシンだけでなく、臭気や有害な酸素化合物を出すことから、「燃やせない」状況に直面している。
●これからは「炭化」の時代
K2炭化システムは、廃棄物を炭化し、さらに炭化製品は肥料や活性炭をはじめとする様々な製品にリサイクルすることが出来ます。そのうえ、特殊な自燃システムを採用しているため、有酸素状態であるにもかかわらず、ダイオキシンの発生もなく、まさに無公害の理想的な、またSDGs的な処理システムです。
あらゆる廃棄物を乾燥機無しで一挙に炭化する!!
●全てのゴミを一気に炭化
K2炭化システムが処理できる廃棄物は、廃プラスチックから廃自動車のシュレッダーダストやタイヤ、医療廃棄物といった現在全国の焼却施設で処理が課題となっている廃棄物を全て炭化できる。
もちろん、塩ビが混入していても全く問題が無い。しかもこれまでの炭化機では8~12時間を要していた、このK2炭化システムでは、約20分という驚異的な短時間での炭化を可能とした。
●含水率90%程度まで問題なく炭化
K2炭化システムは、生ゴミ、農産物、魚介類、汚泥、廃液、家畜糞尿といった含水率の高い廃棄物の処理においても、前処理の乾燥機が必要なく、直接投入し炭化できる点は、画期的と言える。こうした廃棄物が多く排出される地方都市にとっては、大きなメリットになる。
ダイオキシン・ゼロ!!しかも低コストで導入可能
●焼却施設のダイオキシン対策は高コスト
極めてシンプルな構造のK2炭化システムでダイオキシンの発生が防げる一方で、焼却施設のダイオキシン対策は莫大な費用がかかってしまう。灰溶融炉や脱塩素機、排ガスの冷却装置、バグフィルタなど、いずれも財政難の自治体には負担が重いものである。
広域化に活路を見い出そうとしている自治体も多いが、全連続運転に必要なゴミの量を確保できる地域は全体の20~30%と言われている。
●非常にシンプルな設備で短時間に炭化
これを解決したのが「K2バインダー」です。
これは、天然の無機構造物で、原料と予め混合処理を施します。
K2バインダーが原料を覆い、燃焼行程で、原料から発生した乾留ガスだけが燃焼し、乾留により出来た炭素分はセラミックコーティングされた状態で燃えずに排出されます。また、排出口から流入した空気は、まず排出される炭を冷却し、次に燃焼に使われ、最後に原料を乾燥して排出されるという非常に合理的なシステムです。
稼働動画はこちらです。
https://youtu.be/bx9ocAgUutI
